TOMORROW X TOGETHER - 明日も一緒にいよう

早いもので11月でTOMORROW X TOGETHERを好きになってから1年が経ったようです。

好きになったときのことをちゃんと覚えておきたくて、憧れてた沼落ちブログ(https://nyawn-zzz.hatenablog.com/entry/2022/06/20/170942)を書いてみたのが6月。

実はこの記事を書いたときにひとつ意識したポイントがあります。それはグループ名の表記。

TOMORROW X TOGETHERを知ってから沼落ちするまでの間、私の中で彼らは「トゥバ」でした。

もちろん本当の名前は知っていたけど一度も意識したことはなくて、長いグループ名を読もうともせずに「トゥバ」としか認識していなかった

めでたく沼入りを果たした直後の新規ハイ期、夜な夜な課題をやりつつ過去のTO DOを見漁っていた。

EP.32ではケーポドルを推している人の多くが見たことがあるであろうバンジージャンプができる例のスポットに来ており、一陣でヨンジュンとヒュニン、ニ陣でスビン、テヒョン、ボムギュが飛ぶことになった。

飛ぶ地点まで上がる「コレ大丈夫か？」みたいな出立ちの通気性抜群エレベーターにいかにも余裕そうに乗り込んだくせに、ガタンと動き出した途端「こわい😣どうしよう🥺」とか言ってマンネによしよししてもらうヨンジュンさん、めーーーーーーちゃくちゃ可愛い

1人目のヨンジュンさんは少し気持ちを整える時間を置いた後に「TOMORROW X TOGETHER,ファイティン！」と叫んで飛び、2人目のヒュニンは「MOA,사랑해요!」と叫んで、3人目のスビンさんは「TOMORROW X TOGETHER 힘내자 파이팅!(頑張ろうファイティン！)」、4人目のボムギュは「멤버들 사랑해요!(メンバーのみんな愛してる！)」と叫んで飛んだ。みんな割とあっさり飛んでてすごかった

最後に残されたテヒョンさんも「怖がり屋なだけで意気地なしではありません」とキメただけあって、最初のカウントですぐに飛んだ。叫んだ言葉は「내일도 함께하자!」字幕には「明日も一緒に！」と表示されていた。

「明日も一緒に」日本語では中々聞かない言葉だから、一瞬韓国でよく使われる言い回しなのかな〜などと考えていた。ところ、気付いた

そういえばこの子たち、TOMORROW X TOGETHERっていうんだった。

深く考えたことがなかったけど、明日も一緒にって意味だったんだ。

考えればすぐわかることだけれど、この気付きはかなりの衝撃だった。私が今まで「トゥバ」としか認識していなかったあの長ーい文字列にはこんな意味があって、バンジー台に立たされた極限とも言えるときに口から出てくるほど普段から接する考え・言葉だったんだ。

私はどうにも永遠を信じられなくて、というのも物心ついたときには生活の中にいた国民的グループは解散して、ずっとこのままだと信じて疑わなかった私の人生とも言えるグループからはメインボーカルが2人脱退し、このままデビューまで走るぞ！と勢いづいていた括りは自然消滅、そのまま大好きだった自担は事務所を辞めた。永遠なんてないことを突きつけられ、諸行無常が嫌というほどわかった。だってあの嵐も活動休止するんですよ！

だから、10年近いオタク人生の中で永遠という言葉の脆さを悟ってしまった私に新しくインストールされた「明日も一緒に」という考え方はとにかく新鮮だったし、それをグループ名に掲げるアイドルってすっごく求めていたものだったのかもしれない。グループ名の意味は他にあるようなんだけどね

永遠は信じられなくても、ただ毎日明日も一緒にいようと約束して眠りにつけばいいだけ。

別に大きなことじゃなくてもいいよね　小さな今日と明日を少しずつ積み重ねて、いつか振り返ったときにいつのまにかこんなに長い道を歩いてきたんだねと笑い合えたらきっとそれが一番いい

MOA Diaryの中に"永遠に一緒"という意味の歌詞があるけど、前の私なら絶対信じてなかった。けど　遠い未来よりも確実な明日を大切にする私たちなら、もしかしたら、いつか、誰も知らない永遠に辿り着くことができるかもしれないね

とはいえ、矛盾するけどやっぱりこのまま5人であと何十年もずっと一緒にというわけにはいかないことはわかっていて、いつか今の体制が過去になる日は来る。

それでも君たちが1人でどこかに立ったとき、名前の前にずっと付いて回るグループ名がTOMORROW X TOGETHERでよかったと思うばかりです

永遠をつくる道の途中、2023年とともに始まる彼らの新章 The Name Chapterをとても楽しみにしています！

明日も一緒にいようね。